春の陽ざしあびて「no war no du!」6000人が人文字メッセージ ーinヒロシマー


  3月2日、アメリカのイラク攻撃を阻止するメッセージを込め、市民6000人が人文字を描きました。
 メッセージは「no war no du(劣化ウラン弾)!」。
 会場は広島市の爆心地に近い中央公園。主催は市民有志でつくる実行委員会。
 参加者は広島市民、被爆者、東京、大阪、愛知、福岡など全国各地からバスをしたててやってきた人も。
人文字に参加者そぞれぞれが反戦の思いを託し、世界に発信しようとする試みです。人文字を空撮し近くアメリカのワシントン・ポスト誌に意見広告として掲載する予定です。
 会場では人文字アクションが始まる前にイベントが始まり、ネイティブアメリカンの太鼓を叩いての歌、ナバホ民族の反ウランのメッセージを会場で訴えられました。またイラクに行った京都の女子大生のメッセージや、在日外国人のスピーチ、詩の朗読。ヒロシマのこども達が峠三吉の「人間をかえせ」の詩を朗読し、市民合唱団も加わり「イマジン」「花」の大合唱されました

 イラクやアフガンでもライブをしたオカノヒロキさんは大阪から駆けつけて、「被爆地ヒロシマに来れてよかった!うれしい!」と語り演奏を始めました。次に広島・呉市などでそれぞれ演奏活動をしているグループが三線などで27名即興でライブ!お祭りムードも盛り上がった時いよいよ人文字アクションが始まりました。
 主催者側のトラメガの指示どうり自分の番号のエリアにそれぞれ各人が思い思いのサインや横断幕を持って移動。恋人同士、抱かれた赤ちゃん、おじいさん、花を持った人、楽器を持つ人。人が少なかったらどうしようといった心配も、当日はぎゅうぎゅうで立錐の余地もないほど。知らない間に回りは「どこからきたの?」「プラカードの意味は?」と会話が弾んでいきました。
 バクダッドで反戦コンサートに加わったミュージシャンの喜納昌吉さんもあわてて人文字のなかに飛び込み、広島市長も「イラクの子供たちをこれ以上殺させない」と人文字に加わる。そのうちやっと報道のヘリコプターにまじって空撮用のセスナ機が弧を描きわれわれの頭上を旋回しはじめると人文字から「no war no du!」のコールがうねりだし、セスナ機に向かって人文字全体が波のように背伸びをし大きく手を振りましたわたし達の意思が世界に届くようにと。



 空撮を無事おえて原爆ドームのすぐそばの平和記念公まで街行く人に「no war no du!」をアピールしながらピースウォークをし、解散地の平和記念公園でも「花」を喜納昌吉さんと人文字参加者で熱唱し反戦の決意を新たにしました。
 瀬戸内の自然を守るネットワーク 大野 えり